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インスリン作用の新側面とインスリン抵抗性発症に関する役割

Novel Aspects of Insulin Action and Their Role in Development of Insulin Resistance

C. Ronald Kahn, Joslin Diabetes Center and Harvard Medical School, USA

Keystone Symposia:Pathogenesis of Diabetes Jan 30, 2012, Santa Fe.

インスリンとIGF-1は、抗アポトーシスホルモンとして作用している。このグループは、IRとIGF1Rのdouble-knockout (DKO)細胞が、アポトーシスに抵抗性であることを見出した。このアポトーシス抵抗性は、proapoptotic 蛋白であるBaxの減少と、antiapoptotic蛋白のBcl-2、 Bcl-xL、 XIAP、Flipの増加を伴っていた。これらの変化はposttranscriptional なメカニズムによるものであった。 このDKO細胞にIRまたはIGF1Rを発現させるとアポトーシスに対する感受性が回復したが、kinase-dead(K1030R)のIRを発現させてもアポトーシスに対する感受性は回復した。すなわち、これらの受容体はリガンドおよび触媒活性とは関係なくアポトーシス感受性を上昇させている。(Sci Signal, 2010)
DKO細胞は、miRNAの発現が変化しており、特に遺伝的インプリンティングを受ける部位で大きく変化している。これは転写因子Zac1の低下によると思われるDNAメチル化を伴っている。この新規インスリン作用のメカニズムは、インスリン抵抗性の発症にも重要な役割を果たしていると考えられる。
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by md345797 | 2012-01-31 10:00 | その他