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次世代インスリンアナログの作製

Engineering of Next Generation Insulin Analogues

Thomas Kjeldsen, Novo Nordisk, Denmark

Keystone Symposia:Pathogenesis of Diabetes Feb 1, 2012, Santa Fe.

このグループは、次世代インスリンアナログの一つのアプローチとして、肝臓特異的なインスリンアナログの作製について報告している。インスリン受容体(IR)には2つのアイソフォーム(AとB)が存在する。このアイソフォームの発現パターンは、組織特異的である。筋肉・脂肪・腎臓および心臓には両方のアイソフォームが存在するが、肝臓には主にIR-Bが発現し、脳と胎児組織には主にIR-Aが認められる。IR-Bを標的とするインスリンを作製すれば、肝臓特異性を持つことになる。インスリンのB25とB27は、IRのBアイソフォームと結合しやすい性質を担っており、これらの部位の置換によって、AアイソフォームよりBアイソフォームに4倍結合しやすいインスリンアナログを作製することができる。
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by md345797 | 2012-02-02 16:01 | その他