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システム生物学的アプローチによる、メタボリックシンドロームモデルマウスの抗糖尿病治療の効果の解明

Systems biology approach reveals the effects of anti-diabetic treatments in a mouse model of metabolic syndrome

Marijana Radonjic, Annelies J.H.M. Stroeve, Varshna Goelela, Lars Verschuren, Suzan Wopereis, Carina Rubingh-de Jong, Marjan van Erk, Peter Y. Wielinga, Ben van Ommen, Nicole Cnubben and Robert Kleemann
Earth Environmental and Life Sciences, The Netherlands

Keystone Symposia:Pathogenesis of Diabetes Feb 1, 2012 (Poster 334)


2型糖尿病治療に対しては、生活様式の改善とともに、何種類かの経口糖尿病薬(OAD)による治療を行う。この研究ではLDLR-/-マウスを対象にもっともよく用いられるOADクラス(メトフォルミン、SU剤、チアゾリジンン系薬剤、DPP4阻害薬など)に認められる2型糖尿病に対する効果と副作用について、システム生物学を用いてそのメカニズムを検討した。このマウスモデルは、高脂肪食を9週間負荷すると、メタボリックシンドロームを含むprediabetesの様相を呈する。9週間以降にOAD治療群と正常食にスイッチした群(生活様式介入群)に分け、さらに7週間飼育した。

肝が薬物代謝の中心的な役割を果たすので、高脂肪食と11の高糖尿病治療が、肝のゲノムワイドtranscriptome (Illumina microarray platform)および肝のmetabolome (GS-MS, oxylipids and lipidomics platforms)および血漿proteomeと血漿metabolome (GC-MS)を解析した。高度なシステム生物学的アプローチにより、これらのパラメーターは2型糖尿病の代理マーカー(空腹時血糖と尿糖)および糖尿病エンドポイント合併症(動脈硬化、肝内脂肪蓄積)に関連することが分かった。このアプローチによって、糖尿病の状態、肝や血漿での分子メカニズムごとに異なる介入の効果が明らかになった。
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by md345797 | 2012-02-02 16:17 | その他